「もうだめかも、からの一滴」
何か探し物をしている。
もうだめだ。
もう見つからない。
そんな時、
もうひと踏ん張り探してみる。
目的達成のための方法を考えている。
これはどうだ？
あれはどうだ？
これもだめか。
あれもだめか。
八方ふさがりのような状態。
そんな時、
もうひと踏ん張り考えてみる。
限界かもしれないと思った時点から、
もうひと踏ん張り。
代表が発見したもの、ひらめいた作戦に、
私は、
よく見つかりましたね！
よく気づきましたね！
よく思いつきましたね！
と、ただただ驚く事がよくある。
そんな時に代表が言ったのが、
「本当にギューって踏ん張った後に、やっと出てくる一滴があるのよ。」
私はこれまで、最後の一適を絞り出したことがあっただろうか。
その最後の一滴を絞り出そうとしている時の代表は、
それはそれは、集中している。
いつもの鼻歌は封印される。
その代わりに、うなる。
その脳みそはフル回転で、
余計な事を考える隙間などないと思われる。
だからだろうか。
あまり人の噂話などをしない。
明日のよもやま予告
「ゴシップより民法」へ、続く。
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